コロナの危機対応、気候危機でも グレタさんに聞く

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 朝日新聞社も参加している気候変動の報道強化の国際キャンペーン「Covering Climate Now」(http://www.coveringclimatenow.org/別ウインドウで開きます)。海外の記事を抄訳でご紹介します。

 気候変動などの地球環境の劣化が、新型コロナなどの感染症を広めると指摘されている。スウェーデンの環境活動家、グレタ・トゥンベリさんが、オンラインインタビューに答えた。

 ――学校を休み、世界各地を旅して気候危機を訴えてきました。

 私たちは、コロナでこれまでとはまったく違う危機対応を見ました。気候非常事態でも同じように対応できることを示しています。ただし危機をきちんと認識し、科学がなければ対応できない。私たちは資源を投入すれば、いかに迅速にワクチンを開発できるかも知りました。気候危機にはワクチンがありませんが、科学に資金や人を投入すれば、成果が得られることを示したのです。

 ――トランプ前米大統領時代に気候変動政策は後退しましたが、バイデン大統領は前向きです。

 覚えておくべきは、トランプがいなくなっても決して安心できる状態ではないということです。政治家が「気候変動に関心がある」と言ったからといって、実際に対策をするわけではありません。

 ――若者は何をすべきでしょうか?

 パンデミックで、学校ストライキや抗議をやるのは大変かもしれません。でも活動家としてできることはほかにもあります。投票権のない若者ができる最も大きいことは、声を上げることです。もう一つは、まわりの大人、例えば両親に影響を与えることです。それが私が始めた方法です。

 ――18歳になりました。次に何をしますか?

 私は高校に入学したばかりであと2年あります。同時に活動家としても行動します。その後、自分が何をしたいのか、何をしようとしているのかは、いまの段階ではわかりません。でも、何らかの形で社会に変化を促す活動は、これからもしていくつもりです。自分が最も役に立つところにいたいと思います。

(ティーンヴォーグ)

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