フィリピンで拘束、最後の8人逮捕 特殊詐欺に関与疑い

[PR]

 フィリピンから特殊詐欺の電話をかけたなどとして、警視庁は22日、同国から強制送還された男8人を窃盗容疑で逮捕した。現地の当局が2019年11月、8人を含む計36人を詐欺グループとして拘束し、20年2月と今月15日に計28人を強制送還警視庁が同容疑で逮捕していた。今回で全員が帰国した。

 捜査2課によると、8人は住所・職業不詳の23~58歳。フィリピンの首都マニラの廃ホテルで日本の高齢者らにだましの電話をかける「かけ子」を務め、報酬を得ていたという。

 逮捕容疑は19年11月、日本の仲間と共謀し、都内の60代の女性に「詐欺の犯人が持っていたリストにあなたの名前がある。キャッシュカードを封筒で保管して」と警察官を装って電話をかけ、女性宅を訪問。偽のカードを入れた封筒とすりかえたというもの。

 事件をめぐっては、これまでに18人が東京地裁で懲役2年4カ月~4年6カ月の有罪判決を受け、今月15日に強制送還された10人が詐欺容疑で逮捕・送検された。