安倍前首相、五輪開会式欠席へ 組織委の名誉最高顧問

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 東京五輪パラリンピックの招致決定時の首相で、大会組織委員会の名誉最高顧問を務める安倍晋三前首相が、23日の五輪開会式に出席しないことがわかった。複数の政府関係者が明らかにした。東京都新型コロナウイルス対応の緊急事態宣言が出され、開会式が無観客で行われることなどを考慮したものと見られる。

 安倍氏は招致を主導した一人。2013年の国際オリンピック委員会(IOC)総会では、東日本大震災で起きた原発事故放射能汚染水の状況を「アンダーコントロール(制御されている)」と強調する演説を行った。

 昨年3月には新型コロナの感染状況を踏まえ、首相として「完全な形で開催する」と大会の1年延期を提案した。9月に首相を退いた後、組織委の名誉最高顧問に就任した。