1歳女児死亡、車内に放置した疑いで母親逮捕 熱中症か

重政紀元、多田晃子
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 駐車中の車内に1歳の次女を放置したとして、千葉県警は23日、いずれも自称の同県八千代市大和田新田、飲食店従業員大越悠莉奈容疑者(25)を保護責任者遺棄容疑で逮捕し、発表した。黙秘しているという。

 八千代署によると、大越容疑者は22日午前10時10分~同40分ごろ、自宅の集合住宅前の駐車場に止めた軽乗用車の車内に、次女の三桜音(みおん)ちゃん(1)を放置した疑いがある。

 「娘の意識がない」と大越容疑者から119番通報があり、三桜音ちゃんは救急搬送されたが、間もなく死亡が確認された。市消防本部によると、熱中症が原因とみられ、県警は司法解剖して死因を調べる。

 署によると、大越容疑者は、三桜音ちゃんと姉の長女(3)の3人暮らし。これまでの調べに、都内の飲食店で仕事を終えた後、知人宅に預けていた三桜音ちゃんと長女を迎えに行き、自宅前に止めた車内で2人の子どもと一緒に3時間ほど寝た、と説明。

 その後、長女を自宅に連れて行き着替えさせた後、30分ほどしてから車内の三桜音ちゃんを迎えに行くと、ぐったりしていたので自宅に連れ帰った、と説明しているという。「車のエアコンはつけていた」と話している。

 署によると、5月上旬には近隣住民から「子どもが徘徊(はいかい)している」と110番通報があり、署員が自宅近くで長女を保護。育児放棄ネグレクト)の疑いがあるとして児童相談所に通告したという。(重政紀元、多田晃子)