朴柱奉、バドミントン代表導く勝利への執念 原点は自身の現役時代に

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照屋健
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 歴史的な快挙も、彼を満足させることはなかった。

 2012年ロンドン五輪。女子ダブルスで日本のバドミントン初の表彰台となる銀メダルを獲得した後、日本代表の朴柱奉(パクジュボン)監督(56)は悔しさを隠さなかった。あるコーチは「『おめでとう』とすら言えない雰囲気だった」。

 どうすれば決勝で勝てたのか。金メダルに何が足りなかったのか。一人で突き詰めていた。

 4年後のリオデジャネイロ五輪では女子ダブルスで高橋礼華(あやか)、松友美佐紀組が日本勢初の金メダル。女子シングルスの奥原希望は日本のシングルスで男女通じて初めての表彰台となる銅メダルを手にした。輝かしい快挙は、指揮官の飽くなき勝利への執念から生まれた。

 原点は、自身の現役時代にある。

 初めて韓国代表になった19…

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