山梨の日本航空、13年ぶり甲子園へ 試合ができて感謝

編集委員・安藤嘉浩
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(23日、高校野球山梨大会 日本航空2-1富士学苑)

 うれし泣きする選手を見ながら、日本航空の豊泉啓介監督も優勝インタビューで言葉を詰まらせた。「こんな状況の中、試合に出させていただいた。感謝の気持ちでいっぱいです」

 6月下旬に校内で生徒と教職員45人の新型コロナウイルス感染が判明。全国レベルの男女バスケットボール部などが高校総体県予選を辞退した。野球部は大会日程が遅かったこともあって出場できた。「他部の分も」(久次米(くじめ)陸士主将)と、ぶっつけ本番の状態で勝ち上がり、決勝は土橋広夢、和泉颯馬の適時打で先行。先発ヴァデルナが粘り強い投球で7回を1失点にしのいだ。

 13年ぶりの甲子園。ヴァデルナは「周囲に感謝し、自分たちの野球をしたい」と誓った。(編集委員・安藤嘉浩