全チームにNBA経験者 男子バスケは「アテネ以来、もっとも伯仲」

バスケットボール

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 東京オリンピック(五輪)のバスケットボール男子は25日から1次リーグが始まる。出場全12チームのうち11チームに、2020~21年シーズンに米プロバスケットNBAでプレーした選手がいる。唯一不在のイランにもNBA経験者がいる。

 4連覇に挑むアメリカ合衆国(米国)は、日本も出場した19年ワールドカップ(W杯)の準々決勝でフランスに敗れた。今回は1次リーグで、そのフランスと再び相まみえる。当時より米国の選手構成が充実しているとはいえ、フランスには、身長216センチのルディ・ゴベール(ジャズ)をはじめNBA選手が5人そろう。

 決勝トーナメントに進んだ場合、さらに難敵が待ち受ける。19年W杯優勝のスペインには、パウ・ガソル(スペインバルセロナ)とマルク・ガソル(レイカーズ)兄弟がいる。ともに215センチの身長を誇り、NBA王者になった経験を持つ。2人には、五輪の会場となるさいたまスーパーアリーナで開かれた06年世界選手権(現W杯)で優勝した経験もある。

 大会直前の強化試合では、豪州ナイジェリアが米国を破った。こうしたバスケットの「国際化」を裏付けるデータがある。

 20~21年シーズンのNBAは、開幕時点で41カ国107人の米国外選手がプレー。全30チームに米国外の選手が所属していた。優勝したバックスの主力アデトクンボはギリシャ代表で、ファイナルのMVPに輝いた。日本代表の八村塁(ウィザーズ)のように、ドラフトでも米国外出身の選手が次々と上位指名を受ける時代を迎えている。

 米国が金メダルを逃すと、アルゼンチンが優勝した04年アテネ五輪以来となる。国際バスケットボール連盟の公式サイトは「04年以来、もっとも伯仲した大会」と紹介している。