「日本茶マラソン」始まる 国内産地と結び世界配信

甲斐俊作
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 東京五輪に合わせて、日本茶と15の産地を世界に発信するオンラインのイベント「日本茶マラソン」が23日、始まった。宇治茶の主産地、京都府和束町の一般社団法人「国際日本茶協会」が、町内にスタジオを設けて8月8日まで、鹿児島から茨城まで各産地をつないで配信する。

 公益社団法人「日本茶業中央会」(東京)が主催。海外約50カ国、約700人から参加申し込みがあった。約200人の参加者には事前に15産地の茶葉30種類を送り、配信を見ながらお茶を楽しんでもらった。

 初日は鹿児島・知覧茶の産地と参加者をつないで交流した。知覧茶の生産者が無農薬で栽培している苦労などをアピールし、実際においしいお茶のいれ方を指導。米国やメキシコなどの参加者から「優しい味だ」などの感想が届いた。同協会代表の鈴木シモナさん(32)が「たくさん海外の方に参加していただいた。みなさんの日本茶への関心は生産者の励みになる」と話した。

 宇治市と和束町の生産者は今月31日に出演する予定。企画した同協会役員の松本靖治さんは「コロナ禍で和束町への海外の観光客は途絶えた。コロナ後に、日本茶を知りたい海外の人たちと茶産地を結ぶツアーができれば」と話した。

 詳しくは、イベントの公式ウェブサイト(http://japanteaaction.jp/archives/167別ウインドウで開きます)で。問い合わせは同協会の松本靖治さん(090・6129・6184)へ。(甲斐俊作)