かけ声のみ「女性登用」 セクハラ・マタハラ対応進まず

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中田絢子、三輪さち子
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 政治分野への女性の進出が進まない。永田町では政党がこぞって男女平等・同権を叫ぶなか、それを阻むものは何なのか。

 6月中旬の朝、自民党の鈴木貴子衆院議員(35)=当選3回=は、フリーカメラマンの夫(36)に長女(3)と次女(1)の登園を任せ、1人先に家を出て国会へと向かった。

 元自民党日本維新の会鈴木宗男参院議員の長女。2013年に初当選し、都内で夫と2児を育てつつ、永田町と選挙区の北海道とを行き来する。出産前は毎週のように週末は地元で活動していたが、今は平日に地元へ1人で戻ることも多い。その分、週末のうちの1日を家族との時間や東京での仕事にあてている。不在時の育児は、在京の夫のほか、実母や兄家族の助けも借りる。

 鈴木氏には今も忘れられない出来事がある。

 17年、第1子の長女を妊娠…

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