バド・ナガマツペア初戦へ 技磨いた地元北海道での日々

有料会員記事バドミントン

中沢滋人、芳垣文子
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 東京五輪バドミントン女子ダブルスの「ナガマツペア」、永原和可那選手(25)=北海道芽室町出身=と松本麻佑選手(25)=札幌市出身=が24日、初戦を迎える。地元でともに切磋琢磨(せっさたくま)した仲間や、2人を支えてきた人たちは、それぞれの思いを胸に応援する。

 永原選手は小学2年生の秋、2歳上の姉の影響で本格的にバドミントンを始めた。芽室町バドミントン少年団の青山和彦代表(74)は「バドミントンが好きで、強く興味を持って練習していた。だから、力をつけるのも早かった」と振り返る。週数回の練習日のほかも放課後はほぼ毎日、一般開放の体育館に来てラケットを握った。できるまで、こつこつと繰り返していた姿を覚えている。

 永原選手は帰省すると少年団の練習に顔を出す。「子どもたちにとって、あこがれの先輩が来てくれると目の輝きが全然違う。頑張れば私もこうなれるかもと、励み以上のものがある」

 京都の実業団プレンティグローバルリンクスのバドミントンチームでコーチを務める島田きららさん(26)は永原選手の1学年上で、少年団から中学、高校まで一緒だった。永原選手について印象に残っていることの一つが、中学時代の「雪中ランニング」。長靴をはいて雪のグラウンドを時間を決めてひたすら走る練習だ。「いつもダントツの1位。『毎日ランニングしている』と言っていたので、努力家だなと思った。それが今のスタミナにつながっていると思う」とみる。

 札幌市の中学校教諭山口友輔さん(25)は、松本選手の小学校時代からのバドミントン仲間。同い年で、遠征試合に一緒に出かけた。

 中学校でバドミントン部の顧問をする山口さんにとって、松本選手は自慢の存在だ。2年前、札幌であった松本選手の試合に生徒たちを連れていった。そのときに生徒たちが松本選手に直接聞けなかった質問があった。代わりに山口さんが「どうやったら強くなれるか」と尋ねると、「勝ちたいと思い続けて、その通りやってきたら強くなれた」と答えが返ってきた。

 大舞台でのナガマツペアの試合は、生徒たちにとってよい刺激になると思っている。部活指導の合間にテレビで応援するつもりだ。

 ナガマツペアはそれぞれ技を…

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