「希望」が意義、シリアから逃れた23歳 2番目入場は難民選手団

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 東京オリンピック(五輪)の開会式で、ギリシャに続いて全体の2番目に登場したのが、難民選手団だ。

 初めて結成された2016年リオデジャネイロ五輪に続き、今回も国際オリンピック委員会(IOC)が立ち上げた。前回の4カ国10人から増え、今大会にはアフガニスタン南スーダンシリア、イランなど11カ国出身の29選手が参加する。陸上や水泳、柔道、バドミントンなど12競技に出場する。

 旗手を務めたのは、競泳選手のユスラ・マルディニ(23)だ。内戦下のシリアから2015年夏にドイツに逃れ、リオ五輪にも出場し、ドイツ・ハンブルクで練習を続け、この日を目指してきた。

 新型コロナウイルスが収束しないまま開かれる今大会の開催意義について、マルディニはこう持論を述べていた。

 「世界中の人々が一つになり、希望の象徴になると思う。1年前は想像できなかった。実現してくれた日本に私たちは心から感謝している。感謝の形の一つとして、大会ではコロナ対策のルールを守ることを徹底していきたい」