子ども向け「妖怪」展に黒電話 恐る恐る「もしもし?」

林瞬
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 夏休みの子どもたちに、妖怪で涼を――。水戸市大町3丁目の水戸市立博物館で、「子どもミュージアム妖怪参上!」展が開かれている。東京五輪の開会式にあわせてつくられた4連休2日目の23日も、多くの子どもたちでにぎわった。

 古い道具に憑(つ)いて人間を驚かせる「つくも神」や、那珂川にいたとされる「かっぱ」を人形などを使って紹介している。

 つくも神にちなんで、今はなかなか見られない黒電話や石臼を展示。黒電話は内線で会場内の別の電話につながっており、触ったことがない子どもたちは、おそるおそる受話器を取って「もしもし?」と楽しんでいた。

 江戸時代に今の神栖市に流れ着いた言い伝えがあるUFOのような物体「うつろ舟」のレプリカ人形もある。企画した学芸員の坂本京子さんは「茨城にもこんな妖怪がいた、と思うと誇らしい。親子で楽しんでもらえれば」と話す。

 昔ながらの道具や遊びを体験できるワークショップも人気がある。小学2年の大川偉丸さん(7)は、ワークショップで手作りした風車を持って大興奮。「工作が楽しかった。妖怪も面白い」と話した。

 8月26日まで。月曜休館(8月2日は開館)、入場無料。午前9時半~午後4時45分。土日祝日の入館はHP(http://shihaku1.hs.plala.or.jp/reservation別ウインドウで開きます)で予約が必要。問い合わせは同館(029・226・6521)へ。(林瞬)