東京五輪は23日、新型コロナウイルスの感染拡大が進む中で開会式を迎えた。直前に作曲担当だった小山田圭吾氏が辞任し、開閉会式のディレクターを務める劇作家の小林賢太郎氏が解任されるという異例の事態が重なっての開幕だったが、出演者や入場する選手たちの晴れやかな表情はやはり印象的だ。
前半の見どころの一つは、やはり国歌独唱だろう。歌手のMISIAさんが、世界的に評価が高まっているトモ・コイズミの衣装をまとって歌い上げた。
NHKの中継では直前までアナウンサーの解説が入ったため聞き取りにくかったが、よく耳にする「君が代」とは違ったイントロが流れたことに気づいた人も多いのではないか。
一般的には冒頭の2小節をイ…