堀井雄二氏「うるうる」 五輪入場行進曲にドラクエなど
東京五輪の開会式の入場行進では、日本発のゲームの音楽がBGMとして流れた。
開会式のメディアガイドによると、ドラゴンクエストの「序曲:ロトのテーマ」、ファイナルファンタジーの「勝利のファンファーレ」など19曲。
ほかにも、国・地域名のプラカードが漫画の吹き出しをモチーフにデザインされており、メディアガイドでは「日本が誇るゲームや漫画の文化を、入場行進全体にちりばめており、ロールプレイングゲームのテーマソングの中を歩く選手たちが、まるで勇者のように見えてくる演出となっている」と説明されている。
人気シリーズ「ドラゴンクエスト」を手がけたゲームデザイナーの堀井雄二さんは、「オリンピックの入場曲にドラクエの曲が流れた時は、ボクも、うるうるしてしまいました。これまで35年走ってきたかいがあったような気がしました。素晴らしい楽曲を作曲してくださったすぎやま先生をはじめ、支えてきてくれた多くの皆さんに感謝です。ありがとう!!」とツイッターに投稿した。
「スーパーマリオブラザーズ」などで人気の任天堂のゲーム楽曲は、使われなかった。
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19曲は次の通り。
ドラゴンクエスト「序曲:ロトのテーマ」
ファイナルファンタジー「勝利のファンファーレ」
テイルズオブシリーズ「スレイのテーマ~導師~」
モンスターハンター「英雄の証」
キングダムハーツ「Olympus Coliseum」
クロノ・トリガー「カエルのテーマ」
エースコンバット「First Flight」
テイルズオブシリーズ「王都―威風堂々」
モンスターハンター「旅立ちの風」
クロノ・トリガー「ロボのテーマ」
ソニック・ザ・ヘッジホッグ「Star Light Zone」
ウイニングイレブン「eFootball walk―on theme」
ファイナルファンタジー「MAIN THEMA」
ファンタシースターユニバース「Guardians」
キングダムハーツ「Hero’s Fanfare」
グラディウス「01ACT I―1」
NieRの「イニシエノウタ」
サガシリーズ「魔界吟遊詩―サガシリーズメドレー2016」
ソウルキャリバー「The Brave New Stage of History」