ペルー新大統領は庶民派 「貧しい者のいない国」訴え

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サンパウロ=岡田玄
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 大接戦となり、開票結果の確定まで1カ月以上を要した南米ペルーの大統領選で、ペドロ・カスティジョ氏(51)が勝利した。28日に新大統領に就任する。当初は有力候補ではなかったが、貧困層への支援や格差の解消を訴え続け、大統領の座を手にした。

 「豊かな国に、貧しい人はこれ以上いらない」

 大統領選では一貫してこう唱え続けた。政治家の経験はないものの、「この国の片隅で忘れられた人々の声を届ける」との訴えが、貧困層や開発の遅れた地方の人々の支持を集めた。

 選挙戦では、やしの繊維を編んだ白い帽子をかぶって、普段から使っているという馬に乗る姿も見せた。高級車に乗った「腐敗した政治エリートたち」とは違う、庶民的な姿を有権者に印象づけることになった。

 ペルー北部カハマルカ県出身…

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