天理・達が9回13K完封 前回叱咤した監督もべた褒め

平田瑛美
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(24日、高校野球奈良大会準々決勝 天理5-0法隆寺国際)

 大会屈指の好投手、天理の達孝太(3年)が選抜大会以来の完封勝利をあげた。9回13奪三振。球数はわずか84球と果敢に攻めた。勢いのある直球に加え、フォークを低めに集め、法隆寺国際打線を翻弄(ほんろう)した。

 前回登板した19日の3回戦では、大和広陵を相手に4回3失点で自己評価は「0点」だった。ボール球が先行し、87球で降板。試合後は中村良二監督から叱咤(しった)された。

 「悩むよりやって試すだけ」と、試合後、冷静に投球フォームの微修正に取り組んだ。「人に言われてやっても身につかない。自分で考えてやって得たものは長持ちする」

 この日は手応えをつかみ、五回以降も続投を志願した。中村監督は「(選抜を含め)今年で一番よかったのでは」。大黒柱の復活とともに準決勝に臨む。(平田瑛美)