桜井市のスーパー運営会社、児童養護施設に食材寄付

渡辺元史
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 奈良県桜井市でスーパーを運営するモトイケトレーディングカンパニー(同市)は20日、市内の児童養護施設「飛鳥学院」に大和牛の牛肉など約11キロ、75食分の食材を寄付した。

 この日の寄贈式には同社の元池千弘(かずひろ)社長や、施設の河村善一院長らが出席。大和牛の牛肉など75食分が贈られた。施設によると、食材は施設の子どもらの夕食に使われるという。

 施設は親からの虐待などで家庭にいられない子ども約50人が暮らす。子どもたちが「和牛」を食べたがっていることを知った元池さんが、6月下旬から国産の肉や魚などの寄付を始めた。施設から渡された1カ月の献立をもとに寄付する食材を決めるため、食品ロスにはならないという。

 河村院長は「施設の食材費が浮いた分を、子どもの面倒をみる職員増の費用などに回したい」。元池さんは「地元で商売をするなかで地域に貢献したいと思っていた。今後も続けていきたい」と話した。(渡辺元史)