徳山大に選手サポートセンター、スポーツ資源で地域貢献

垣花昌弘
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 スポーツが盛んな徳山大学(山口県周南市)に、学生選手の相談に応じるアスリートサポートセンターが開設した。けがやトレーニング、チーム運営、メンタルなどの相談に、専門の教員が応じる。将来は学外からの相談も受け付ける。学生や教職員、施設など大学のスポーツ資源を、地域の活性化につなげるのがねらいだ。

 外傷・障害▽トレーニング▽マネジメント▽メンタルの4分野で、オンラインで予約し、平日の午後4時半~7時半に3人の教員が相談に応じる。外傷・障害は適切な医師や医療機関を紹介し、トレーニングではけが予防の体力づくりなどの相談を受ける。マネジメントはチーム運営や指導、スポンサー契約、イベント企画など。メンタルはスポーツ心理学の専門家が担当する。

 将来は学外からスポーツ栄養士やスポーツドクターを非常勤スタッフとして招き、栄養や整形外科・内科・歯科に関する健康相談を受ける予定だ。指導者やマネジャーをめざす学生には、実践的に指導法などを学べるように補助スタッフとして加わってもらう。事業を統括するスポーツアドミニストレーターは公募し、8月1日に着任する。

 また、世代や障害の有無、競技レベルを問わず、あらゆる地域住民を対象にした総合型地域スポーツクラブ「徳山スポーツアカデミー」を開設する。小中学校の部活動では、学生を指導者として派遣したり、存続が難しい場合は大学の施設を提供したりする。

 この取り組みはスポーツ庁から事業採択され、約1700万円の交付が決まった。担当する小野高志准教授(42)は「大学の資源を生かして、どんな人でもスポーツを通して人生が豊かになり、社会全体が発展していくまちづくりができれば」と話す。(垣花昌弘)