豪雨被害の「くま川鉄道」へ、いすみ鉄道応援団が寄付

稲田博一
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 【千葉】昨年7月の豪雨で大きな被害を受けた熊本県のくま川鉄道(くま鉄)の永江友二社長(57)へ23日、いすみ鉄道応援団が寄付金計36万7744円を贈った。くま鉄といすみ鉄道が同じ第三セクターのローカル線であることから、くま鉄と応援団は交流があったが、昨夏の被害を知った応援団が、駅に募金箱を設置するなどして寄付を募ってきた。

 いすみ鉄道のイベントのために来県した永江社長をいすみ市に迎え、応援団員が見守る中、掛須保之団長(59)から寄付金が渡された。永江社長は、「本当にありがたい。みなさんからのこうした応援が支えになり、がんばっていける」とあいさつした。

 永江社長によると、くま鉄は現在も運休中で、再生に向かってようやく動き出したところだという。水没した列車も5両のうち2両は復旧、もう1両も復旧間近で、今年11月には部分運行を始める予定だ。

 寄付金は一般の乗客のほか、地元の県立夷隅特別支援学校の生徒らからも集まった。いすみ鉄道は昨年9月、列車にくま鉄の急行のヘッドマークを模したものを取り付けるイベントなどをして協力してきた。(稲田博一)