台湾に初の柔道メダル 高藤に惜敗した楊勇緯「ゾーンに入っていた」

柔道

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 東京オリンピックの柔道男子60キロ級で、伸び盛りの楊勇緯が銀メダルに輝き、台湾に初めて柔道のメダルをもたらした。

 2年前に同じ日本武道館であった世界選手権では7位。今年1月、カタール・ドーハであったマスターズ大会は2位と上り調子だった。決勝では高藤直寿に惜敗したものの、試合後は2人で抱き合い、一緒に手を挙げて、健闘をたたえ合った。

 試合後の会見では無観客の影響を問われ、「大きな影響はなかった。競技に集中して、対戦相手と真剣に戦っていた。ゾーンに入っていた」。

 母が柔道家だった影響で、兄とともに競技を始めたという。

 まだ23歳。「台湾で初の柔道のメダルの意味はとても大きい。でも、もちろん金メダルを目指していた。僕はまだ若いから、今から成長していきたい」と笑顔で先を見すえた。