作新学院が甲子園へ 代打の切り札、有言実行の2点HR

坂名信行
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(25日、高校野球栃木大会 作新学院3-2佐野日大)

 「明日は一発で仕留めます」。試合前日、監督に好打を誓っていた作新学院の代打の切り札・戎響葵(ひびき)が期待にこたえた。

 三回、先発左腕の9番井上力斗に代わって打席に立ち、右翼席へ一時逆転の2点本塁打。先制された試合の流れを引き戻した。井上は6月に痛めた右足首の影響で今大会初登板。戎は早い回から準備していた。起用した小針崇宏監督は「男気の一打でした」とたたえた。

 チームは七回、暴投で1点を勝ち越し、継投で逃げ切った。2011年から昨年の中止を挟んで10大会連続優勝だ。戎は「昨秋、今春とベンチに入れなかった悔しさと、今夏のベンチ外の3年生の思いをぶつけた。『雑草魂』をモットーにやってきた。甲子園でも泥臭く勝ちたい」。(坂名信行)