高松商が21回目の甲子園 相次ぐ逆転に勢いづく古豪

辻健治
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(25日、高校野球香川大会 高松商6-5英明)

 高松商はしぶとい。

 4点差を六回までに追いついた。直後の七回、流れを確かなものにしたのはチーム1の強打者、浅野翔吾だ。2番に入る2年生は先頭で打席に入ると、低めの直球を左中間席深くへ運んだ。通算34本目となる本塁打で試合をひっくり返し、「ヒットを狙った結果。まだ先輩たちと野球がしたかった」。

 今大会5勝のうち3勝が逆転だ。大手前高松との準決勝は4点を追う九回に7点を奪った。「4点差なら大丈夫」。この日もそう声をかけあい、21回目の代表の座をもぎとった。「粘り強くなってきた」と長尾健司監督。2016年の選抜で準優勝するなど近年、盛り返している古豪が、夏の甲子園では25年ぶりとなる勝利をめざす。(辻健治)