【五輪動画】出産、現役復帰、2度目の引退 元バスケ代表選手の思い

バスケットボール

松本麻美
【ドキュメント動画】東京五輪 コロナに翻弄された選手たち バスケットボールの大崎佑圭=根本寿彦、平井隆介撮影
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 バスケットボール女子の元日本代表、大崎佑圭(ゆか)(31)=旧姓・間宮=は今年5月、第2子となる長男を出産した。「可愛くて仕方がない」とほおを寄せる。

 身長185センチの恵まれた体格で、長年、日本代表を支えてきた。2016年リオデジャネイロ五輪では8強入りに貢献。誰もが認める大黒柱の一人だった。

 18年12月に長女を出産してからは育児に専念。現役復帰は考えていなかったものの、東京オリンピックが近づくにつれ、周囲の期待は耳に入るようになった。20年1月、「東京オリンピックまでの一本勝負」と期間限定での代表復帰を決めた。

 ただでさえ、日本バスケットボール界では前例のない挑戦。手探りで進むなか、想定外の事態が降りかかった。

 新型コロナウイルスの感染拡大だった。オリンピックの1年延期が決まると、決意に迷いが生じた。所属先なしで競技を続けることや、競技や子どもを預けることにかかる費用、子育てとの両立。「後ろ髪を引かれる思いはあったけれど……」。同8月には引退を発表した。

 この1年、暮らしそのものがコロナの影響を受ける。そのなかで、一般人としての自分と、元アスリートとしての自分とで、オリンピックの見方にギャップが生じることを痛感した。

 いま、大崎の目に、東京オリンピックはどう映っているのだろうか。

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 バスケットボール女子日本代表は27日午前10時、東京オリンピックの初戦となるフランス戦を迎える。松本麻美