幸せを呼ぶ?青いハチ、阿蘇に 「初めて見て感動」

城戸康秀
[PR]

 「幸せを呼ぶハチ」と言われ人気の「ブルービー」が今月、熊本県高森町の阿蘇野草園に現れた。黒い胴体に鮮やかな青いしま模様をまとった小さなハチだ。

 和名はルリモンハナバチ。体長10~15ミリのミツバチの仲間で、自分では巣をつくらずに他のハチの巣に卵を産みつけ、子育てをすべて任せてしまう。こうした「労働寄生」と呼ばれる生態でも知られる。

 環境省のレッドリストでは、評価するだけの情報が足りない「情報不足」とされているが、青森など絶滅危惧種に指定している県もある。

 阿蘇野草園に隣接する環境省の南阿蘇ビジターセンターによると、今月4日に1匹が姿を現した。園の湿地コーナーで、群生するイヌゴマの淡い紅色の花にとまって蜜を吸うなどした。数は少ないが、例年8月まで姿を見られるという。

 この日、買い物帰りに立ち寄った南阿蘇村の会社員古沢美雪さん(47)は「ひと目見たくて5日前にも来た。初めて本物を見ることができて感動した」と大喜び。人が近づいてもあまり逃げないブルービーに、スマートフォンを近づけて撮影していた。(城戸康秀)