食べられるスプーン「パクーン」を開発、食育も脱プラも

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近藤郷平
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 社員食堂や学生食堂を運営する「勤労食」(愛知県刈谷市)が食べられるスプーン「PACOON(パクーン)」を昨年秋に売り出した。国産野菜でつくられている。食育を学ぶ機会を提供し、脱プラスチックにもつながる。

 パクーンは、手のひら(縦約10センチ、横約2・5センチ)サイズだ。おから、抹茶、かぼちゃ、い草、ビーツの5種類がある。食物繊維やたんぱく質、ビタミンといった栄養も豊富だという。

 プラスチックのスプーンに代わってアイスやヨーグルトといったデザートを食べるときに使ったり、アウトドアに持ち出したりするのがおすすめだ。食べられるのでゴミにならない。もちろん、洗う必要もない。かみごたえのある硬さで、カレーやシチューでも使える。

 原材料は食材をパウダー状にしたものに、小麦粉や上白糖、鶏卵、植物油を加える。ほんのり甘みがある味わいが特徴だ。管理栄養士で、同社の濱崎佳寿子常務が約2年前、食べられるトレー(皿)をつくっている丸繁製菓(愛知県碧南市)の技術を知ったのが開発のきっかけだ。同社は原材料に含まれる水分量を調整し、焼き固める独自のノウハウを持つ。

 濱崎常務は「スプーンもつく…

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