小さな村から地道にコツコツ 中口遥、7冊目の射撃ノートに刻む夏

有料会員記事射撃

坂上武司
[PR]

 東京オリンピック(五輪)の射撃の混合エアライフルは27日に予選があり、五輪初出場の中口遥(23)が岡田直也(30)と組んで登場する。24日にあった女子エアライフルは32位に終わり、上位8人が進む決勝に進めなかった。人口約3500人の村に生まれ、地道にこつこつと競技を続けてきた。これが今大会最後の種目だ。

 人口約3500人の鳥取県日吉津(ひえづ)村生まれ。小学校までスポーツは水泳をやり、中学校は私立の進学校へ進んだ。中学1年生のとき、5歳年上の兄の姿を見て、射撃をやりたいと思うようになった。物静かな中口が、積極的に何かをしたいと言ったのは、それが初めてだったかもしれない。11月、母にお願いして鳥取県の射撃場へ連れていってもらった。

 そこで出会ったのが、今でも助言をもらう木村三三男(みさお)さん(63)だった。「声の小さいおとなしそうな子」というのが木村さんの第一印象だ。

 木村さんは中口の兄も指導し…

この記事は有料会員記事です。残り767文字有料会員になると続きをお読みいただけます。