行方不明の審良大阪大特任教授を無事発見 奈良の山中

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 26日午後2時5分ごろ、奈良県天川(てんかわ)村の観音峯(かんのんみね)山の東側山中で、登山に出かけたまま行方が分からなくなっていた大阪大特任教授の審良(あきら)静男さん(68)=大阪府摂津市=が見つかった。奈良県警によると、審良さんは意識があってしゃべれる状態だが、ひざの骨を折るなどして重傷だという。

 審良さんは24日午前9時半ごろ、奈良県大淀町の近鉄下市口駅に到着したと長男に連絡した。天川村の洞川(どろがわ)から観音峯山に登る予定だと伝えていたが、連絡がつかなくなっていた。

 審良さんは免疫学者で、体内に初めて侵入した病原体を「異物」と認識して攻撃する「自然免疫」のしくみを解明したことで知られる。ノーベル医学生理学賞の有力候補に挙げられたこともある。