予選1位の体操男子団体、若い力で連覇狙う 内村航平「主役は彼ら」

体操

金島淑華
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 東京オリンピック(五輪)は26日午後7時から体操の団体総合決勝がある。日本男子はリオデジャネイロ五輪に続く連覇がかかる。橋本大輝(19)、萱(かや)和磨(24)、北園丈琉(たける)(18)、谷川航(25)の4選手にとっては初めての五輪だ。

 日本代表の平均年齢は21・5歳。決勝に進んだ8カ国の中で最も若い。ライバルの中国より3歳、ロシア・オリンピック委員会(ROC)より5歳も下回っている。

 24日の予選では、個人枠で鉄棒に出場した内村航平(32)が落下し、種目別の決勝進出を逃すアクシデントがあった。北園は「オリンピックは改めて、何が起こるか分からないと思って、全体がピリッとした」。

 それでも、若いチームに動揺は見られなかった。それぞれが持ち味を発揮し、中国、ロシアを抑えて予選を1位で通過した。自らの失敗後、日本チームに付き添った内村は「後輩たちがものすごかった。もう、主役は彼ら。世界の体操界を引っ張っていける選手たちがそろっている。おれ、もういらないじゃんと思いながら見ていた」と話した。

 リオ五輪では3大会連続出場の内村をはじめ、経験豊富な選手が多く、初出場は白井健三だけだった。

 内村に頼らずに臨む東京五輪の団体総合。予選と同じように若さを勢いにつなげられるか。決勝は予選の得点を持ち越さない一発勝負。北園は「(内村に)ずっと助けられっぱなしだなと思った。恩返しのためにも、みんなで団体優勝したい」と意気込む。金島淑華