どうなる名古屋・栄の再開発 コロナ禍で計画見直しも

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根本晃
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 200メートルの高層ビルなど、再開発の計画が昨年までに相次いで発表された名古屋の繁華街・栄地区。名古屋駅周辺からにぎわいの中心を取り戻すと期待されたが、コロナ禍で社会の状況が一変。一部では計画の見直しも迫られている。

「オフィス需要は不透明に」

 「コロナ禍でオフィス需要などの見通しが不透明になった。現在、計画を再度練り直しているところだ」

 そう語るのは、名古屋三越栄店が入るビルを運営するオリエンタルビルの幹部。同社は2019年秋、現行の地上9階、地下3階建てのビルを、高さ180メートル、地上34階、地下4階建ての複合ビルに建て替える構想を明らかにした。29年の完成を目指し、商業施設やホテル、オフィスなどを誘致する計画だった。

 栄地区は名古屋が誇る繁華街だが、2000年に名古屋駅にJRセントラルタワーズが開業したのをきっかけに、名駅地区に高層ビルが次々と誕生。リニア中央新幹線の開業も控え、栄は押され気味の状況が続いていた。

 そのため、オリエンタルビルの建て替えは、栄地区の「復権」をかけた一連の再開発の目玉として期待されていた。だが、コロナ禍で社会状況が変化。テレワークが普及し、小売りもオンライン化が一層進んだ。

オリエンタルビルは構想再検討

 オフィス仲介大手の三鬼商事…

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