コロナ禍の五輪「判断、自信あった」 首相、月刊誌に

森岡航平
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 菅義偉首相は26日発売の月刊誌「Hanada」(9月号)のインタビューで、コロナ禍が広がるなかで東京五輪の開催に踏み切ったことについて「『中止する』ことは簡単だ。私はコロナ対策に直接あたってきたから、この判断には自信があった」との考えを示した。インタビューは7月1日に首相官邸で行われた。

 首相は、五輪大会で新型コロナウイルスが感染拡大するのではないかという懸念があることに対し、「ワクチン接種者数が極めて順調に増えていっているから、その懸念はあたらない」と強調。自治体などへのワクチン供給の遅れが指摘されていることには、「全ての方々に行き渡るようにきちんと確保しているので、心配には及ばない」と訴えた。

 また、報道各社の世論調査による内閣支持率については「総理になった最初の頃は正直、気になった」と明かしたうえで、「いまはただやるべきことをやるだけだ。自分がやっていることは間違っていないという自負がある」と述べた。

 秋までに実施される総選挙の時期については、「一日も早くコロナを収束させて経済活動を再開させ、かつての安全・安心を取り戻す、その状況にまでこの勢いでもっていきたい。そのなかで、おのずと解散の時期も決まってくるのだろう」と述べるにとどめた。(森岡航平)