スケボー女子、躍進の裏に「カリスマ」 けがとも戦ったオリンピック

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 東京オリンピック(五輪)で10代の2人が金、銅メダルを獲得したスケートボード女子ストリートには、世界で戦うきっかけとなったカリスマ的存在がいる。

 金メダル候補だった西村碧莉(19)。決勝で最下位の8位に終わり、初の五輪でメダリストとはならなかった。

 今年6月の世界選手権を制し、女王として臨んだ今大会は直前でアクシデントに襲われた。数日前にかかとを痛め、前日練習でバランスを崩してコンクリートに落ち、ひざと骨盤をけがした。高い障害物に飛び乗るスケボーに、けがはつきものだ。

 「また痛めるんじゃないかという不安はあるけど、滑りきることだけ考えた」

 予選では時折足を引きずるしぐさを見せ、一発技の「ベストトリック」でミスを連発。だが、追い込まれた残り2回のトリックを完璧に決め、決勝に進んだ。

 その決勝でも、らしくないミスが続いた。重心が後ろに傾き、着地が決まらない。けがの影響は明らかだった。

 一発逆転を狙った4回目のベストトリックは、普段と足のスタンスを逆にして滑る、難しい技でレールに飛び乗った。最後まで、戦う姿勢を見せた。

 早くから、その名はスケボー界に知られていた。

 「危なくて、女の子がほとん…

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