必要な研修も受けられず…「就職氷河期」世代が思うこと

写真・図版
マンガ・米澤章憲
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 リフォーム関連の会社で働いています。就職氷河期世代で、新卒で滑り込めたのは外資系の英語学校。いくつか仕事を転々としました。キャリアのほとんどがパート勤務です。

職場のホ・ン・ネ〉パート勤務の40代女性

 自分の選択ですが、必要なパソコン技術などの研修の機会も得られませんでした。いまだ我流で世間知らずです。いわゆる新人教育も一度も受けず、社会のルールをわかっているかと今も不安です。時代とはいえ、上や下の世代に与えられてきた環境や選択肢との違いに、もやもやします。

 新卒時、男女雇用機会均等法はあっても、面接では「実際には女性は雇っていない」と言われることも何度かありました。当時はそう教えてくれただけよいと思っていましたが、今になって「ルールはあっても企業が実行しなければ意味がない」と思います。現実として、結局時代から取り残された40代の現状があります。

 数年前に政府が、氷河期世代の救済措置として職員の中途採用を打ち出しました。枠はとても狭く、地方も多く、子育て中では簡単には応募できません。ないよりいいけど、10年早ければ。積極的な政策もないまま、ぽっかり空いた20年。社会に放っておかれたような気がします。(神奈川県・40代女性)

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