京都外大西、2打席連続弾 11年ぶり甲子園へあと1勝

大野宏
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(26日、高校野球京都大会準決勝 京都外大西4-1乙訓)

 京都外大西が、西村瑠伊斗(るいと)君の2打席連続本塁打で、10年遠ざかっていた決勝への扉をこじ開けた。

 一回の第1打席。フルカウントになり、直球に絞った。西村君は、「ヒットでいいとコンパクトに当てたら、勝手に上がって飛んでってくれた」。右翼席に打ち込み、先制した。

 同点で迎えた三回2死一塁、初球の直球はボール。「次はスライダーだ」と、甘く入ってきた2球目をすくう。打球はバックスクリーンまで伸び、決勝2点本塁打となった。

 昨秋の府大会は京都国際に0―11でコールド負け。春も初戦にコールドで敗れた。花井慧汰主将は準々決勝後、「一番下からどれだけはい上がれるか。死にものぐるいでぶつかってきた」と話していた。この日一回に急きょ救援し、1死満塁を抑えたワトリー・ジャイヤー君は「泥臭さと精神力はどこにも負けない」と胸を張る。4強で唯一1回戦から6試合を勝ち抜き、11年ぶりの甲子園まであと1勝。「久々の決勝、わくわくしています」。上羽功晃監督の口調に自信がにじんだ。(大野宏)