ワクチンの不適切管理で廃棄は「企業名を公表」 厚労省

新型コロナウイルス

下司佳代子
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 新型コロナウイルスワクチンの職場や大学での接種について厚生労働省は、不適切な管理で廃棄することになった場合、企業や大学の名前や経緯を公表する方針を決めた。再発を防ぎ、貴重なワクチンを無駄にしないための対応だとしている。自治体接種のミスについては、各自治体がすでに自主的に公表している。

 対象になるのは、不適切な温度管理や直前の接種取り消し、有効期限切れなどで、接種ができなくなり、1回も接種せずにバイアル(瓶)単位でワクチンを廃棄した場合。職域接種では米モデルナ社製のワクチンが使われ、1バイアルには10回接種分が入っている。企業・大学名や廃棄量、経緯と要因、再発防止策などを同省のホームページで公表する。21日付で都道府県などに通知し、関係機関への周知を求めた。

 6月に始まった職場や大学での接種は国への申請が殺到し、本格スタートから数日後に受け付けを休止。申請を受け付けた約5千会場のうち、約半分は待機状態が続き、多くは8月のお盆明けにならないと開始できないなど、政府の不手際で混乱を招いている。(下司佳代子)

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