大熊町に再エネ電力会社を設立へ

古庄暢
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 【福島】大熊町は27日、町内での太陽光発電など再生可能エネルギーを利用した新たな地域電力会社の設立に向け、町が公募で選んだ地元企業と協定を締結した。来年3月までに町、企業などが出資して株式会社を立ち上げ、4月からの発電事業開始をめざす。

 協定を結んだのは、廃炉関連や木質バイオマス発電事業に取り組む「エイブル」(本社・同町)。町は今年2月、「町ゼロカーボンビジョン」を公表し、2040年までに町内での二酸化炭素「実質ゼロ」を目標に掲げている。

 共同出資する地域電力会社では今後、太陽光や風力、小水力を利用した発電設備を町内に整備し、発電した電気は帰還や移住した町民、町内進出企業を対象に低料金で販売していく考えだ。吉田淳町長は「ゼロカーボン実現に向け、再生エネルギーの地産地消を進めていきたい」と話した。(古庄暢)