爆発的に増える感染者 首都圏の「第5波」に募る危機感

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阿部彰芳、編集委員・田村建二 編集委員・辻外記子
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 首都圏を中心に、新型コロナウイルスの感染者数が爆発的に増えだした。感染者の大半は重症化しにくい若い世代だが、感染者が増えれば一定の割合で重症化する人が出てくるため、医療逼迫(ひっぱく)は必至だ。自宅療養や入院を待つ人も急増し、「第5波」は日に日に深刻さを増している。

 「このペースでいくと、通常の医療も危うい」。東邦大学医療センター大森病院(東京都大田区)の本多満・救命救急センター長は「連休中は見かけ上、新規感染者数は少なかったが、病床使用率は急速に上がっている」と危機感を募らせる。

 コロナの重症用ベッドが6床、中等症用が25床ある。患者は先週半ばから急増し、4連休までに重症用で5床、中等症用で20床以上埋まったという。都全体でも26日時点で、重症用ベッドはすでに58%埋まっている。

 都内のこの1週間の感染者数は、昨冬の「第3波」ピーク時とほぼ同じだ。当時の病床使用率は約80%。これに対し、現在は40%ほどだ。受け入れ可能な入院ベッドが増え、高齢者のワクチン接種が進んだ効果が大きい。

 だが、安心材料にはならない。

 第3波はピーク時の1月8日…

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