イラン伝統ペルシャじゅうたん、東京五輪記念でお披露目

藤田直央
写真・図版
東京タワーと鳩をモチーフにした今回の東京五輪記念のペルシャじゅうたん=7月27日、東京・南麻布のイラン大使公邸
[PR]

 東京五輪を記念するイラン伝統の手織りペルシャじゅうたんの除幕式が27日、東京都内の駐日イラン大使公邸であった。五輪と東京タワーの左右に鳩が羽ばたき、絡み合う草花に囲まれるデザイン。精密で彩り豊かな芸術作品として、額に入ってお披露目された。

 日本でペルシャじゅうたんの輸入と販売を手がけるイラン人のアデル・ゲイビさん(56)の会社が、イランで8カ月かけて製作。ラフマーニ大使はあいさつで「この事業は、世界の諸民族の団結と平和の確立という五輪の精神に、イランの人々が共感していることを示している」と語った。

 ゲイビさんの会社は2002年の日韓共催サッカーW杯以降、W杯ごとに記念じゅうたんを作ってきたが、五輪では初めて。「コロナ禍で現地の手織り作業も難しくなっていますが、将来日本の美術館に飾ってもらえればという気持ちで作っています」と語った。藤田直央

写真・図版
東京五輪記念のペルシャじゅうたんをお披露目する(左から)ラフマーニ・駐日イラン大使、ゲイビ・サンアイカーペット社長、サーレヒ・イラン五輪委員会会長=7月27日、東京・南麻布のイラン大使公邸