茨城知事「第5波に入った」 16市町に営業時短を要請

新型コロナウイルス

佐々木凌
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 新型コロナウイルスの感染が茨城県内でも急拡大していることを受け、大井川和彦知事は27日の臨時会見で、30日から、飲食店の営業時間短縮(時短)を要請する「感染拡大市町村」に16市町を指定すると発表した。県独自の4段階の警戒レベルを、27日付で2番目に厳しい「ステージ3」に引き上げる。県内の感染状況について、大井川知事は「第5波に入ったと言うべきだ」との認識を示した。

 指定されるのは、直近1週間の人口1万人あたりの新規陽性者数が1・5人を上回った、つくば市土浦市など16市町で、大半が1都3県との往来が多い、県南、県西、鹿行地域。うち10市町は、人口1万人辺りの新規陽性者数が、国の指標で感染状況が最も深刻な「ステージ4相当」となる2・5人を超えた。対象地域の飲食店には、30日から8月12日まで、午後8時~午前5時の営業自粛(酒類の提供は午後7時まで)を求め、応じた店舗には1日あたり2・5万~7・5万円の協力金を支払う。

 不要不急の外出自粛のほか、イベントの人数制限、部活動の練習試合自粛なども求める。

 県全体では、21~27日の1日あたりの新規感染者数の平均は72・2人で、先週の44人から約1・6倍になった。うち、感染経路不明者は31・4人で、前の週の18・2人から急増。年代別で見ると、20~30代(44%)、40~50代(32%)を中心に感染が広がっており、大井川知事は「高齢者のワクチン接種の効果が出ている一方、(インドで確認された)変異株(デルタ株)の比率が半数近くになっており、感染急拡大につながっている」との見方を示した。県民には緊急事態宣言やまん延防止等重点措置対象の都道府県との不要不急の往来自粛や、「いばらきアマビエちゃん」の登録店舗を利用することなどを引き続き求めた。

 また、新型コロナ検査で陰性が確認された県民の旅行費用を支援する「いば旅あんしん割」については、30日から新規受付を停止する。既に申し込んだ人からのキャンセルも受け付けるという。(佐々木凌)

飲食店に時短要請をする16市町

土浦市古河市龍ケ崎市、常総市取手市牛久市つくば市潮来市守谷市坂東市稲敷市行方市つくばみらい市大洗町阿見町、境町

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