JR四国がみどりの窓口半減へ 多機能券売機で代替

福家司
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 JR四国は、現在32駅にある「みどりの窓口」を今年度中に16駅に半減させると発表した。厳しい経営状況の中、省力化を図る。窓口を廃止する駅には、オペレーターがテレビ電話を通して対応する多機能券売機「みどりの券売機プラス」を導入する。

 JR四国によると、10月以降に窓口を廃止するのは、香川の栗林、志度、三本松、琴平の4駅、愛媛の川之江、壬生川、伊予大洲、内子、宇和島の5駅、徳島の鴨島、穴吹、阿波池田の3駅、高知の土佐山田、後免、朝倉、須崎の4駅。これらの駅には券売機プラスが設置される。

 券売機プラスでは、ほぼすべての切符が購入できる。大半の駅では、オペレーター対応時間が現在の窓口が開いている時間より長くなる。一方、三本松、内子、鴨島、朝倉の4駅では券売機プラス設置に合わせ、駅員が土日祝日と年末年始に不在になり、平日も勤務時間を短縮する。将来の無人化を見据えた措置だという。

 西牧世博社長は7月26日の定例会見で「人手不足を踏まえ、省人化、省力化とサービス水準の維持・向上の両立を目指す」と説明した。

 今回の設置にかかる費用は約2億円。愛媛の5駅は国の補助金を受け、琴平駅は県の補助金を受ける。JR四国は昨年8月から今年3月にかけて、券売機プラスを5駅に導入し、うち4駅で窓口を廃止している。(福家司)