大橋悠依、連続金もたらした通知オフ 「うれしいけど…」勝負に集中

競泳

照屋健
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 競泳の大橋悠依(25)が、競泳女子200メートル個人メドレー決勝で金メダルを獲得した。25日の女子400メートル個人メドレーの金メダルに続き2個目。

 大橋は25日を泳ぎ終えた後、スマホを手にし、ツイッターLINEの通知設定をオフにした。翌26日に始まる200メートル個人メドレーに集中するためだ。

 「たくさんメッセージをいただいて、うれしいんですけど……。あんまり返せていなくて。2017年に舞い上がってしまったので、今回はあまり携帯は触らないように」

 苦い経験は17年の世界選手権。世界的には無名な状態から、200メートル個人メドレーで銀メダルを取った。だが、夜中に殺到するLINEのメッセージは思ったより多かった。「頂いたものを返すので結構忙しくなっちゃって」。集中を切らし、最も得意な400メートル個人メドレーは4位に終わった。

 今回は違う。200メートル個人メドレーにすぐに気持ちを切り替え、顔は見違えるようだった。指導する平井伯昌監督は「400のときと顔が違う。気持ちに余裕がある」。

 27日午前の準決勝では、26日の予選のタイムよりも1秒近くタイムを上げ、全体5位で決勝に進んだ。それでもなお、「もうちょっと力を抜いても同じような感じで泳げると思う。明日までに修正したいなと思っています」と自信を見せていた。

 日本女子の200メートル個人メドレーでのメダル獲得は史上初。4泳法すべてを泳ぐ個人メドレーで二つのメダルを獲得したのも初めてだ。瀬戸大也松元克央ら男子のエース候補が決勝に残れない事態が続く中、輝きを放った。(照屋健)