緊張でも「誰よりも楽しそうに」 笑顔の本多、明かりともす銀メダル

競泳

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 19歳の本多灯はいつもと同じように拳を突き上げて、マスク越しでもわかる笑顔で入場した。「緊張していたけど、楽しむことが第一。入場から誰よりも楽しそうに」。初めての五輪の大一番で、普段通りレースに臨んだ。

 好スタートを切って、勢いよく飛び出した。150メートルまでは4位をキープした。強みは「ラスト50メートルの爆発力」。とっておいた力を発揮して、2人を抜いた。2位でタッチした。拳を高く掲げて、喜んだ。

 「本当に成功して、思い通りのレースができた。すごくうれしい」。テレビのインタビューを受ける時も、ずっと笑っていた。両手を広げてピースをした。

 今大会の日本競泳陣の男子はエースの瀬戸大也を始め、予選敗退が続いていた。本多が、日本の牙城(がじょう)であるこの種目で表彰台を守り、日本競泳陣に明かりをともした。