外食各社、バーガー店運営に続々 「チキン専門」が多め

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田幸香純
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 外食各社が、続々とハンバーガー店の運営に乗り出している。新型コロナ禍で店で食事をする人は減ったが、手軽な食べ物を持ち帰るニーズは高いためだ。効率よく提供できれば高収益も見込めると、デジタル技術を活用した店づくりなどにも知恵を絞っている。

 1人焼き肉「焼肉ライク」などを展開するダイニングイノベーショングループは20日、チキンバーガー専門店「DooWop(ドゥーワップ)」の1号店を東京・代官山にオープンした。

 挟むのは、10種類のスパイスやハーブを利かせた衣で揚げた、鶏のもも肉。プレーンは税込み290円、「BBQエッグ」や「ハラペーニョマヨ」などソースを選ぶと360円。飲み物とフライドポテトなどが付いたセットメニューも、690円から用意した。

 約80平方メートルの店内には25席あるが、利用客の65%はテイクアウトと想定。注文は、店先の端末かスマホから人を介さずに受け付ける仕組みにして、スタッフは調理中心に3~5人だけだ。

 チキンバーガー専門店を選んだのは、まとめて揚げたチキンを野菜やソースと一緒に挟めばOKで工程が少なく、メニューを絞ることで少人数で店を回せるためだ。牛肉より原価も安いため、同社ファウンダーの西山知義氏は「チキンバーガーは低価格でボリュームがあり、食事として非常にコスパが高い。おいしさを広めれば、もっと市場は広がる」と話す。今後は首都圏を中心に広げて、全国展開も目指すという。

 同様の理由で、チキンバーガー専門店を立ち上げる外食大手は少なくない。居酒屋の鳥貴族ホールディングス(HD)は8月、「トリキバーガー」を東京・大井町に出店する予定。ファミリーレストラン「ロイヤルホスト」のロイヤルHDは、5月に東京・武蔵小山に1号店を出した「ラッキーロッキーチキン」を年内に10店舗に増やす計画だ。

 一方、牛めし「松屋」の松屋…

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