メルカリがネットショップ開設サービス クール便も対応

平井恵美
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 メルカリは28日、クリエーターや小規模な農家・商店などが、フリーマーケットアプリ「メルカリ」内にネットショップを開設できる新サービス「メルカリShops(ショップス)」を始めると発表した。初期費用や月額利用料は無料で、販売額の1割を手数料として差し引く。ITの知識やネット通販のノウハウがなくても、スマートフォン一つで簡単にネットショップを始められるようにする。

 利用を想定しているのは、クリエーターのハンドメイド作品や農家直送の野菜・果物、観光地の特産品など。利用には一定の審査がある。同種の品を複数売りに出す場合、通常のメルカリは1点ずつ出品する必要があるが、メルカリShopsなら価格・数・サイズ・色などを設定して在庫を一括管理しながら販売でき、個別の価格交渉にも応じなくてよくなる。生鮮食品も扱えるよう、クール便での配送にも対応する計画という。

 28日から先行受け付けを始め、本格運用は9月からの予定。新型コロナ禍でネット通販の需要が高まるなか、様々なネットショップ開設サービスが登場して出店者の囲い込みが激しくなっているが、月1900万人超のメルカリ利用者に商品情報を届けられることなどをPRしていきたい考えだ。新サービスを手がけるグループ会社ソウゾウの石川佑樹CEO(最高経営責任者)は「簡単で、ちゃんと売れる、という二つ(の価値)をしっかり提供し、出品者を増やしたい」と話す。(平井恵美)