横浜、3大会ぶり夏の甲子園 監督はOBで就任2年目

坂名信行
[PR]

(28日、高校野球神奈川大会 横浜17-3横浜創学館)

 しぶとい打撃と隙を突く走塁。先取点の取り方に「強い横浜」が見えた。

 一回だ。2死から死球で走者を出すと、4番立花祥希(3年)が右前安打。右翼手が球をはじく間に一塁走者が一気に生還した。立花は「全員がチームのために徹する打撃ができた。大会を通して成長した」。

 主導権をつかむ四回までに放った16安打のうち、中堅方向や流し打った安打は12本、バント安打が1本と徹底して丁寧に攻撃した。

 OBで就任2年目の村田浩明監督は「変革」をテーマに掲げ、遠くに飛ばすだけだった選手に献身的な打撃を会得させ、小まめなミーティングで頭の回転の速さも鍛えた。3大会ぶりの夏の甲子園。「選手は私を信じてよくついてきてくれた。チームとしてようやく一歩踏み出せたと思う」(坂名信行)