静岡が甲子園へ 192センチのエース、計37回無失点

伊藤雅哉
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(28日、高校野球静岡大会 静岡4-0東海大静岡翔洋)

 静岡のエース高須大雅(ひろまさ)の直球は九回も衰えず、145キロを計測した。「余力はなかったけど、これで甲子園だと思ったら自然と力が入った」。身長192センチの右腕はたった2安打で完封した。

 ゆったりとした投球動作で力感は感じさせない。直球はボールの縦回転を意識し、変化球の制球もいい。今大会は6試合中5試合に登板し、計4完封。37回無失点と圧倒的だった。

 転機になったのは今春の県大会準決勝。六回に投球フォームを乱し、四球で自滅した。敗戦後、前田健太大リーグ・ツインズ)の動画を見て「楽に投げる」をテーマにした。「波がなくなり、終盤もバテなくなった」と捕手の川端慶は言う。

 「甲子園では先のことは考えず、まず1勝したい」と高須。大舞台での投球が楽しみだ。伊藤雅哉