英語で日本文学を朗読する元アナ 人物の感情と情景描写を声に

有料会員記事

聞き手・刀祢館正明
[PR]

 元NHKアナウンサーの青谷優子さんは、英語翻訳した日本文学作品の朗読を続けてきました。朗読における「声」は、言葉だけでなく、あるものを出している、といいます。声が見せるものとは?

リレーおぴにおん 「声を感じて」

 NHK国際放送局のアナウンサー時代に英語で日本文学を朗読することを始め、2015年に独立しました。

 朗読に出会ったのは、小学校3年から通ったイギリスの小学校です。担任の先生が一日の終わりに本を読んでくれて、みんな食い入るように聞いていて。私は最初英語が全然わからなかったけれど、面白そうだなというのがずっとありました。

 音読と朗読の違いですか? 音読は文章を自分の中に入れて理解するために声に出す作業。朗読は聞き手がいて、その人たちに向け、いかに1回でわかりやすく正確に伝えられるか。しかも芸事なので、エンターテインメントとして面白いか、聞き続けてもらえるか。つまり、自分に向けてか、相手に向けてか、が一番大きな違いです。

 声は一人ひとり違っていて…

この記事は有料会員記事です。残り626文字有料会員になると続きをお読みいただけます。