競技会場の医師が見る内と外 オリンピックはでかすぎる

有料会員記事新型コロナウイルス

荻原千明
[PR]

 東京オリンピック(五輪)の各会場には、医療責任者が配置されている。トライアスロンなどが行われているお台場海浜公園(東京都港区)の責任者をつとめる八木正晴さん(50)は、昭和大学病院品川区)の救命救急科の医師だ。コロナ禍にあえぐ「外」と、安全安心をうたう「内」。双方を知る目に何がうつっているのか。

 27日。台風8号の接近で悪天候に見舞われた女子トライアスロンは、バイクの転倒が相次いだ。

 「転倒発生」「レースナンバーは……」「意識あり」。公園内に建てられた建物の一角で無線が伝える。八木さんは、医師や看護師ら約20人のチームの統括だ。転倒した選手の元に向かうように、別の医師に指示を出したり救急車を手配したり。ゴール後を含め、この日は8人に対応した。

 午前2時に会場入りし、ホテルに戻って一息ついた夕方。スマホ東京都の感染者数が過去最多に上ったことを知った。「やっぱり」。驚きはなかった。

 勤務先の病院では、20日ま…

この記事は有料会員記事です。残り1066文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
新型コロナウイルス最新情報

新型コロナウイルス最新情報

最新ニュースや感染状況、地域別ニュース、予防方法などの生活情報はこちらから。[記事一覧へ]