マクセルの除菌消臭器、「コロナに効く」は根拠なし

杉浦幹治
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 室内に置くだけで新型コロナウイルスが除去できるかのように誤解させる表示をしたとして、消費者庁は28日、景品表示法違反(優良誤認)で、電機メーカーの「マクセル」(京都府大山崎町)に対し、再発防止策などを求める措置命令を出した。

 同庁によると、同社はオゾン除菌消臭器「オゾネオ エアロ MXAP―AE270」について、昨年10月27日以降、「新型コロナウイルスの不活化効果を確認」「20畳までの空間を快適空間に」などと自社や通販のサイトに表示した。大学との共同研究で実証したとしていたが、同庁が調査したところ、極めて狭い密閉空間での結果で、実際に住宅の部屋で使った場合は、裏付けとなる根拠がなかったという。

 マクセルの広報担当者によると、この商品はこれまでに10万台以上販売。同社の公式ショップでは2万1780円で売られている。同社は「処分については現段階では答えられない」としている。杉浦幹治