卓球の丹羽選手、4回戦敗退 父「次の団体、がんばれ」

卓球

西川祥一
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 東京五輪卓球日本代表の丹羽孝希選手(26)=苫小牧市出身=は、27日の男子シングルス4回戦で敗退した。

 丹羽選手は27日午後の3回戦で、スロバキアの選手にストレート勝ち。夜の4回戦でドイツのドミトリー・オフチャロフ選手に敗れ、試合後のインタビューで「団体戦に気持ちを切り替えて、メダルを取りたい」と話した。

 苫小牧市の自宅でテレビ観戦した父孝司(たかし)さん(50)は試合後、丹羽選手にLINEで簡単なメッセージを送った。ナーバスになりがちな時。緊張させたくなかった。「残念だった。次の団体、がんばれよ」。OKスタンプが届いた。

 丹羽選手は小学校に入る前から、社会人の卓球選手だった孝司さんの手ほどきを受けた。中学から青森山田に進み、3年で世界選手権に史上最年少で出場。17歳で五輪ロンドン大会、明治大生でリオデジャネイロ大会と、日本を代表する選手になっていった。

 10代で頭角をあらわした丹羽選手もベテランの域に達している。昨年10月に結婚し、今年6月には長女が生まれた。「健康管理も奥さんに任せられる」と母美加さん(48)は喜ぶ。

 コロナ禍で苫小牧市内でのパブリックビューイングは中止になった。市民約120人から寄せられた応援メッセージが印刷された旗は、丹羽選手に届けられた。孝司さんは「団体戦で存分に戦ってほしい」とエールを送る。

 男子団体の初戦は8月1日に予定されている。(西川祥一)