柔道男子90キロ級・向翔一郎は3回戦敗退 初の五輪はメダルならず

柔道

[PR]

 男子は初日から続いていた金メダルが5日目で途切れた。90キロ級で世界ランク12位の向翔一郎が、同3位のクリスティアン・トート(ハンガリー)に延長で敗れて3回戦敗退。メダルにも届かなかった。

 自滅だった。延長2分55秒、不用意に仕掛けた捨て身技で相手を呼び込んでしまい、大内刈りを受けて一本負け。井上康生監督は「もう一つ辛抱するところだった」と悔やんだ。

 「全世界に柔道を教えてあげるというくらい、楽勝で優勝したい」と意気込んで臨んだ初の五輪。「大口たたいてその程度かと思われても仕方がない。ただ、本能のままに柔道ができた。外国人選手と組み合えて楽しかった」。試合後の取材では気丈に語ったが、控室に戻ると声を上げて泣いた。